CBR 600 RR (PC37)
:其の六:
CBR600RRを購入した方が一番気になっているのが、ウインカーではないでしょうか。
取り外しは簡単なのですが、汎用品の取り付けでネックになるのが、カウルの窪みです。
窪みに穴を開けて、穴よりも大きいウインカーを取り付けようとしましたが、見た目が悪そうなので却下。
あと、ノーマルに戻せないと言う点でも却下。
色々と思案した結果、汎用ウインカーの裏にパテを盛り、それをカウルの窪みに合わせて成型しました。
カウルへの取り付けように、パテ盛の際にネジを埋め込んであります。
後は、カウルを挟み込んでナットで締めれば完成です。
取り外しが、可能です。
(簡単そうに書きましたが、1週間位かかりました・・・)
リアビューです。
車検に通るかビミョーです・・・
:其の七:
つ、ついにマフラーを交換しました!
(ホンダは、排気量に関係なく情けない音がします。)
メーカーは、CBR600RR購入時から決めていたヤマモトレーシングです!!
レーシングラインです。
レース用とあって、取り付けにはかなり苦労しました。
サイレンサーの位置が、レーサーよりも下になる為、(ストップランプが有るので)取り付け用の
ボルト位置がずれます。
シート下の射熱板は、カウルの変形を防ぐ為に、ノーマルを加工して使用。
車体右側のエキパイの射熱板は、形状がノーマルと違うのでアルミ板で叩き出して製作
(してもらいました)。&鏡面仕上げ
あと、燃調が変わるので併せてサブコンを取り付けました。
メーカは、ブルーライトニングレーシング(BLR)の i‐con Uです。
マップデータは、現在は初期設定のままです。
おいおいセッティングしていきます。
サブコン取り付けにより、アクセルのツキが良くなりました。
次に、マフラー交換に伴いナンバーステーも製作しました。
アルミ板によるワンオフ、現物合わせです。
見えずらいですが、ライセンスライトも付いています。
車検の時は、反射板を取り付け予定です。
:其の八:
ステアリングダンパーを装着しました。
普段の走行には然程必要性を感じないのですが、コーナリング中にギャップなどが在ると、
ハンドルが振られてかなり危険でした。
取り付けにあたって、通常販売されているCBR600RR用は本体がタンクとトップブリッジの間に
付くので見た目も悪く、邪魔です。
そこで、レース用のステーを使い装着する事にしました。
ここで問題になってくるのが、メインキーのキーboxです。
キーboxを取り外すのは簡単ですが、それでは色々と不具合が出てきます。
思案の末思いついたのは、キーboxの一番下、メインスイッチ部分をカットする事です。
キーboxを取り外し、分解してメインスイッチ部分を取り外し、胴体をキーシリンダー下部でカットします。
カットした底部はアルミバン等でふたをします。
取り外したメインスイッチの代わりとして、新たにスイッチが必要になります。
私が使ったのは、run-offスイッチです。
これをインスイッチとして代用します。
run-offスイッチをメインキーとして使うには、リレーを介した配線の加工等専門知識が必要に
なりますので、自信の無い方は、ショップ等で行ってください。
あと、私の場合はフォーククランプがエアダクトカバーに当たったので、カウルを丸くカットしました。
こうする事で概観上は全く変わらず、HISSも機能します。
(キーが無くても、run-offスイッチをonにすればメインスイッチは入りますが、HISSが認証されて
いないので、エンジンはかかりません。)
エンジンはかからなくても、メインスイッチは入る為、誤操作によるバッテリー上がりに注意してください。
:其の九:
ブレーキマスターを交換しました。
定番のブレンボラジアルマスターで、ピストンサイズ19×18です。
ブレンボ装着にあたりネックになるのが、ブレーキスイッチです。
色々とキットが出ていますが、どれも大きく見た目が悪いしイマイチです・・・
そこで、一番小さいスイッチを探して、自作する事にしました。
上の画像右側が、スイッチを付けた画像で、レバーを握るとスイッチ先端がフリーになり
スイッチがONになります。
どうでしょう、かなりスマートに仕上がったと思いませんか。
FLUIDタンクも、邪魔になるので小さめの物にし、自作ステーで固定しました。
ブレーキマスター交換と同時にブレーキホースも交換しました。
スウェッジラインProでステンレス仕様です。
マスター側バンジョウの角度を変更する必要があります。
:其の十:
ブレーキディスクを交換しました。
HRCの製品で、CBR1000RR用のレーシングキットです。
ディスクの厚み6.0mmです。
レースベース車のCBR600RRは、フロントディスク厚が、5.0mmあるのに対し、
市販車のCBR600RRは、フロントディスク厚が4.5mmしかありません!!
差別だと思います! こう言うところがHONDAの悪い所ですね。
コストを下げる為なのか、市販車を軽視しているの分かりませんが、明らかに容量不足です。
ただでさえ、ラジアルマウントブレーキになってキャリパーの逃げが無くディスクに負荷が掛かるのに、
フロントディスク厚が4.5mmでは、お話になりません!
私はスポーツ走行もするので、以前ノーマルディスクで走った時ブレーキオイルが湧いてスカスカになり
フロントレーキディスクは曲がりはしませんでしたが、焼きが入っていました。
このCBR1000RR用レーシングキットのディスクに交換してからは、上記の症状は出なくなりました。
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